別府駅周辺の地価は上昇中、良質な資産形成環境に。

続いてはマンションの「資産価値」についてです。
資産とは「土地」「建物」「貨幣」「株式」など幅広く意味するものがありますが、今回はこの中でも「土地」における資産性についてご紹介していきます。

この土地の価値を決める1つの目安として用いられるのが「地価公示価格」です。国と都道府県がその土地の価値の指標を年1回づつ発表する極めて重要な数値です。
当然、その価格が高ければ高いほど良い!という判断ですが、まずこの別府周辺における地価動向についてみてみましょう。

図1は地下鉄七隈線別府駅周辺の地価をグラフ化したものです。七隈線開業の2006年からみていくと、緩やかな上下を繰り返しながらも、今年2020年は過去14年で最高の単価を示し、その上昇率は2006年から+34.8%となっております。つまり、別府駅周辺の地価は上昇し、資産価値は下がりにくい環境にあるといえるでしょう。

城南区の平均地価と先ほどの別府駅周辺平均地価を比べたものが図2となります。

 

ご覧の通り、城南区平均地価は坪35~45万円内の推移で、近年にかけて上昇しているものの、その上昇率は2006年+28.2%であり、別府駅周辺と比べると上昇はゆるやかな結果となっています。つまり、城南区の中でも別府駅周辺の資産価値が非常に高いことを物語っているものだといえます。

重要なのはマンションは「住まうだけの価値」だけではなく、将来的な「資産」として価値があることも忘れてはいけないポイントです。今回ご紹介した通り、現在は地価上昇により前向きな「資産形成」が図られる環境にあります。
未来は誰も知るはずがありませんが、予測することはできます。今回ご紹介した地価もその予測材料の1つとしてマンション検討の参考にして頂ければと思います。

※上記のレポートは㈱九州産業研究所の調査によるデータを基に作成されています。また、月日の経過やその他の外部要因による市場の変化により、情報が変化する場合がございますのでご了承ください。(レポート作成時期/2020年5月頃)